いちご煮

妻の生まれ故郷の青森県三八上北地方には、八戸せんべい汁や鮫なますなど、地域ならではの数々の郷土料理があります。
 
 
その中でも、耳には残るもののその実態が容易に想像できない「いちご煮」があります。
 
この郷土料理、容易に想像できないどころか、そう簡単には作ることが出来ない高級食材をふんだんに使った贅沢な料理でもあります。
 
私はこの正月休み、この贅沢な「いちご煮」をほぼ毎日食べることが出来て、とても至福な時を過ごさせていただきました。
 
さて、それでは「いちご煮」とはどんな料理なのでしょうか?
 
先ず、いちご(苺)を使った料理でそれを煮たものであれば、普通、いちごジャムを連想します。
青森ってイチゴが特産? 
いや、イチゴは我が栃木県が特産ですよね!
 
「いちご煮」の画像がこれです↓↓↓
 
 
よく見て下さい。
ウニとアワビを具材とした煮物。
お吸い物ではなく、煮物なのです。
 
昔は、海女さんも多く、採ったウニやアワビの殻を剥いて大鍋で作った海女料理が起源だろうと思います。
ちなみに聞くところによると義母も伝説の海女さんだったようです。
 
いちご煮の由来は所説あるようですが、いちご煮は具が多ければ多いほど汁が白濁してウニとアワビの濃厚な出汁がでてきます。
その白い汁から顔を出すウニの橙色が野イチゴのように見える事からいちご煮となったというものがあります。
昔、いちごを牛乳と砂糖で食べていた記憶がありますが、それに似てるのかも? 
 
 
去年の暮れから義姉が大鍋で作っていたという白濁した本家「いちご煮」、義兄はもう食べ飽きて「ひっつみ」がいいと言っていたので私と妻で完食してしましました。
でも、きっと私たちに譲ってくれたのだろうなと思います。
 
 
「ひっつみ」もあまり聞いたことがないですよね、基本的にはすいとんの事の様です。
 
 
北国の寒い冬、暖かな「いちご煮」や「ひっつみ」食べて元気をもらいました。
皆さんも、なるべく地のものを食るよう心掛け、笑顔と健康でお過ごし下さい。
 
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