信頼され、必要とされること
TVでは上陸前から大型で非常に強い勢力の台風19号が関東を直撃して甚大な被害が発生する可能性を伝えていました。
台風に進路からすると、今回の直撃は免れないとこの地域のみんなが思った事でしょう。
私も三連休の初日であったため直撃までの少しの時間で停電や豪風雨への備えしていました。
そして栃木市からの緊急速報のベルが連続して鳴り響く雨や風の強くなった12日夜に工場や倉庫の見回りを専務と交互でしていたところ、やはり事前に危ないと思われていたところに雨漏りが発生し対応に追われることになりました。
それだけだはなく想定外の豪雨は、倉庫の壁と壁の間に雨が入り込む箇所も数か所あり改めて注意する箇所も増えました。
気が付いた時には、栃木駅前のアミリールサロンが完全孤立でどこを通っても危険で水の引いた翌朝まで辿り着くことが出来ませんでした。
でも今回の台風災害は我がふるさと栃木市全体から見るとそんなまなやさしいものではありませんでした。
現在判明している被害状況として栃木市の床上浸水9000軒を超え栃木県内ではダントツに多い状態です。
この甚大な被害は河川の決壊が要因で、これに関しては個人の備えだけではどうしようもない事でした。
しかし、こんな大変な状況の中で命を落とされた方がとても少なかったのは命を守るという一番大切な備えが出来ていたからではないかと思います。
まだまだ復旧の目途が立っていないところも多く、各市町村でボランティアセンターも立ちあがり人々の善意の力で復興に向けたスタートを切ったばかりです。
阪神淡路大震災や東日本大震災などのとても大きな災害からも復興に向けて頑張れる日本。
常に備えを怠らず、支え合い協力し合って栃木市を含む近隣の復興に向けて一市民として頑張っていきましょう。
会社としては、この10月より第34期の新たな期を観変えました。
社員の皆さんも、会社も台風被害が最小であったことを心より感謝しています。
この新たな期は、みんなの未来のために、そして人と社会に信頼され必要とされる会社を目指して精一杯突き進みましょう。