モノを創造する

先日、栃木市嘉右衛門町で年に一度の「クラモノ」が開催されました。
年に一度、嘉右衛門町の奥の奥に踏み込入れることができ、古風とモダンが調和する気品高い雰囲気を醸し出します。
それはまるで、映画の世界に入り込だような不思議な感覚さえ覚えます。

今回、それに合わせて、栃木市に興味持ってくれているひとりの女性に、この機会に栃木市を見て回りませんかと声をかけました。

その女性は、昨年の蔵の街映画祭に「風待ちの島」を出品された映画監督の小山田モナさんです。

クリエイティブなお仕事は、神経と感性をすり減らし自分が伝えたい事を作品で表現するわけですが、みんながみんなそれが伝わるわけではなく感じ方は人それぞれです。
そんな厳しい映画の世界に身を置いて作品を作りプロモーションしていく意欲はどこから来ているのかとても興味があります。

今回、彼女とともに来てくださった女優のしもづまゆかさんと一緒に嘉右衛門町のクラモノから巴波川、蔵の街大通りを巡り我が栃木の深いところ視察してもらいました。

やはり、思っていた通り、モナさんの目線は、観光とは全く違うロケーションの重ね合わせと映画を愛して止まない心でした。

しかし、好きなだけでは趣味で終わってしまいます。
その作品で人に何を経験してもらえるのか、どう変われるのかを明確に伝えていく必要があります。

そう考えると、私の下着製造のお仕事も同じで、私たちが作っている下着を着てもらうと何が経験出来るのか? どう変われるのか?
よく考えて商品開発にも邁進していきたいと考える今日この頃です。

ひとを美しく 社会を明るく 栃木県栃木市の女性下着デザイン縫製メーカー

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