下着業界のガイアの夜明け

今年、当社の大きなニュースといえばテレビ東京のガイアの夜明けに出させていただいた事です。

「美しき下着戦争」と題して、多くの下着メーカーがひしめく女性下着マーケットで大手に挑む新星メーカーとしてガイアの夜明けに密着取材を受けたナオランジェリーの栗原菜緒社長とは不思議なご縁があります。

下着業界は近年、止まらないデフレーションの波と商品の飽和感に危機感をいだいていました。

その下着製造一筋の当社の方向性についても何らかの変革をしていかなければいけないと感じていた５年ほど前、ランジェリーが大好きで外務省を辞め単身イタリアでランジェリーの修行をしてその目を養い、独自のランジェリーをデザインして販売している若い日本人女性の存在を何かのニュースで目にしました。

その日本独自のランジェリーを愛する若き女性のニュースは、私の心にも一筋の光を与えてもらい、強く印象に残っていました。

それから約二年後、一本の電話から栗原菜緒とのご縁が繋がり現在に至っています。

彼女がいつも言っている素敵なランジェリーとは、女性の自尊心や尊厳を護り、心の中から美しく輝き、あたたかい心同士が響きあい、人との絆を大切にする人が増え、愛ある美しい社会を目指している事は、小林縫製の理念「ひとを美しく社会を明るく」そのものであり、それに全面的に協力させていただけることは、当社としては非常にありがたい事なのです。

日本人の自尊心や尊厳が世界に通じる感性であるとともに、日本を代表する世界の一流と肩を並べるレスポンスは充分にあると信じています。

また、現代のブランド構築に一番必要なメディア戦略に長けている事も彼女の小さな積み重ねの努力の結果だと思います。

下着業界におけるガイアの夜明けは、下着の持つ「内面から美しく輝く」マインドの力を多くの人に知っていただき笑顔を増やしていく事です。