きれいな手

小林縫製のスタッフはみんな手がきれいな事が私の自慢。
時々話題にさせていただくことがあります。
 
小林縫製は自宅裏に増築した簡素な建屋に近所のお母さんたちが集まって女性下着を縫製する町工場としてスタートしました。
女性下着製造の歴史を継承しているため、現在でも働きに来てくれているスタッフの多くは匠ともいわれる縫製技術に誇りを持った職人さんです。
当時、一般家庭では湯沸かし器などは普及しておらず、炊事洗濯等の主婦業をしながらのお母さんたちなので手荒れがひどく、縫い糸が指策のひび割れに食い込んでしまうほどだったようです。
 
開業当時から、現場には引出が2段の木箱の置き薬が常備しており、おじさんが時々回って来ては木箱の中身を確認して風船を置いて行ってくれるのを楽しみにしていた記憶もあります。
頭が痛い、虫に刺された、すり傷切り傷などには、子供だった自分も含めスタッフ皆さんにも中の薬は自由に使ってもらっていたようでした。
 
繊維・アパレル業界では、近年、身体に害を及ぼすと思われる24種類のアゾ染料の使用を強く禁止しています。
基本的には資材や部材の染色染料や柔軟剤等での使用禁止規制ですが、生産時の現場スタッフの手の保護剤による素材や部材への移染という事も指摘されました。
最近ではインターネット等でも格安クリームで多品種のものが手に入りますが、海外のものであればもしかすると禁止されているものが入っている可能性があります。
ちなみにマニキュアから移染されたという報告事例もあります。
こういう事から、手をケアするハンドクリームを全社で統一しようとした時、社内会議で挙がったのが、常備薬箱にオロナインやケロリンと並んで入っているハンドクリームが手の馴染みが良く一番いいという現場職人さんからの声でした。
 
早速、その成分詳細と繊維業界で禁止されている物質の組成と類似するようなものが入っていないかを常備薬の会社に問い合わせ全てクリアしている事が確認されています。
 
縫製職人の手は、素材一本一本の糸の状態を感じ、一針一針を縫い込む精巧な技の源。
その匠ひとりひとりの手を伝って形になる商品。
特に当社の女性下着は、デリケートな女性の肌に直接触れて保護する繊細なプロテクターの役割も果たす商品です。
そのため、小林縫製は会社が生まれた時から、製品を扱う手をきれいにする習慣が脈々と受け継がれていいるのだと感じます。
 
各部署に常設しているそのハンドクリームは、今も小林縫製の、ものづくりの手を守ってくれています。
 
ひとを美しく 社会を明るく 
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